ページビューの合計

2009年8月28日金曜日

チャバネの神髄

 ゴキブリは盛期を迎えています。特に条件が揃うと爆発的に殖えるのがチャバネゴキブリ。
 
 条件とは…
      1.高い気温(高温度) 
      2.ジメジメや水分が多い(高湿度)
      3.暗くて隠れる場所が多い

 どれかひとつでも欠けると、チャバネゴキブリはそれほど殖えません。 

 この3点の条件が揃うのが厨房です。チャバネゴキブリが業務用ゴキブリと言われるゆえんでしょうか。

 飲食店の場合では、今の時期は客席側も暖かくなっていますので、チャバネゴキブリが厨房から客席(フロア)に出張してしまうことがあり、お客の目に触れてしまうこともあります。

 厨房をきれいに使用しているつもりでも、案外、厨房機器の裏などにビニール袋やおしぼりなどのゴミが溜まっていたりします。

 殺虫スプレーを噴霧する場合では、ビニール袋やおしぼりの中に紛れたチャバネゴキブリに殺虫剤が行き届きませんし、そのビニール袋やおしぼり自体が巣になってしまうこともありますので、厨房機器の裏に溜まるゴミは定期に掃除をしたほうが良いでしょう。

                      ◇

 チャバネゴキブリが恐ろしいのは、その生態にあります。1回交尾をするとメスは死ぬまで5、6回以上は、卵を産むことができるのです。

 1回に1個の卵を産みますが、死ぬまでに分けて卵を産むことが出来るのです。卵を1個産み落としたら、3週間後にまた1個、そのまた3週間後にまた1個…

 繰り返しになりますが、交尾は1回だけなのに、死ぬまで間隔をあけて卵を産み続けることができるのです。そして1個の卵から孵る赤ちゃんチャバネは30~40匹!減らないはずですね~。

 さらに、卵持ちのチャバネゴキブリが殺虫剤を浴びると、死ぬ間際に体内の卵を産み落とします。ただでは死なんぞ!とばかりに、最後の力をふりしぼって卵という時限爆弾をセットしてから死に到ります。チャバネの神髄ここにあり!?減らないはずですね~。

 もちろん、キクノヨではなんとかいたします。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿